2015-07-29
仕立て上がっている着物、または仮絵羽を解いて反物にすると縫い代で隠れていた部分と表に出ていた部分に色の差が出てしまう場合があります。それが色ヤケです。
反物の両端の色が濃い部分が元々の地色で、中心付近の薄黄色っぽくなっている部分が色ヤケしている部分です。
日光や蛍光灯などでこのような状態になってしまいます。
薄黄色く色ヤケしている部分に色を入れて元の地色に戻していきます。
ヤケている部分に何色を足せば元の地色に戻るか、を計算して色を調合します。色の足し算ですね。
調合した色をエアブラシで吹き付けます。
はみ出したりムラにならないように注意深く慎重に作業していきます。
色の調合は多くの経験と勘や閃きがものをいいます。それがビシッ!っと合うと職人名利に尽きます!
2015-07-24
近所の小さな神社の小さな夏祭り
娘は小学4年生なので お友達と約束して1人で行ってしまいました
今年は カキ氷のシロップや、ねりねり水アメの被害なく無事ご帰宅!
この夏も家族で浴衣を着て お出掛けしたいと思います
2015-07-22
シミ抜きでお預かりしました。
まずはシミの原因の不純物を取り除くため洗っていきます。
洗った結果です。
不純物自体はほぼ落ちていますが変色している様です。
次は変色部分を漂白していきます。
漂白した結果です。
変色は落とす事が出来ましたが地色も抜けてます。
最後に地色を元に戻していきます。
漂白された薄黄色の部分に何色を足せば元の地色になるかを考えて色を作っていきます。
今回は青みの色を入れていきます。